梅林 2018年03月20日 朝靄の中、紅白の梅林が見えている。鮮やかな紅白のコントラスト。午後からは20度近くまで気温が上がるという。でも今はまだ朝の6時。空気のソコがシンとしている。 朝霧の中、かなたの山の稜線はまるで見えない。砂利道に一本の道筋だけが続いている。 梅林に近づいてゆく。梅林のトンネルに入ってゆく。離れて見たときはあんなにコントラストがはっきりしていたのに、今こうして見上げると、早朝の薄青の空を背景にして、二色はあいまいに混ざり合い、朝霧の中に溶けてゆく。そして時折、梅の花の香りがシンとする。 all photos taken by Kinoplasmat 2.5cm f1.5 + E-PM1