ヒトの運気には周期があって、だいたいそれは3年ぐらいのスパンで繰り返されているような気がする。ここ十数年の自分の人生を振り返ってみても思い当たるフシが多い。例えば、2014年から16年にかけては、人生のシフトチェンジに悩みに悩んだ時期で、今までにないような想定外の出来事がいくつも重なった。でも、それを曲がりなりにも通り抜けられたからこそ、2017年から19年にかけて、50代後半にして新しい人生をリ・スタート出来たのかもしれない。しかしながら、2020年からはまたまたいろんなトラブルが頻発し、ちょうどコロナの時期にも重なって鬱屈した日々が続いた。で、それらにもようやく解決の道筋が見えたのが昨年末。今年からの3年間はまた新たな運気がやってくる予感もしている。

 こうした周期は、運命云々と言う前に、人間という生き物はどんなに気を付けていても好運が重なれば必ず慢心したり驕ったりするもので、その戒めが後で必ずやってくる。あるいは、先延ばしにしていたことはけっきょく未解決のママ戻ってくる。で、それらを謙虚に受け止め、地道にやり直すことが出来ればまた運気は回復する。おそらくはそういうことなんだろうと思う。

 でも、ちらりと六星占星術を見てみたら、霊合星人水星人マイナスの私は、まさに去年までの3年間は大殺界に当たっていたようで、今年はようやくそれを抜け出せる時期とのこと。安直に占いを信じるわけではないが、もしもそうならばなおのこと、丁寧に丁寧にこの一年を過ごしていきたいと思う。でないと、せっかく結実したものも肝心の中身がなくなってしまいかねない。

 あと数週間もすればまたひとつ年を重ねることになる日に、改めて。

結実

Elmar 5cm f3.5 (pre war ) + M10-P + Color Efex Pro