「東京ラブストーリー」のリメイク版の配信が始まった。2020年のカンチは伊藤健太郎、リカは石橋静河。オリジナル「東京ラブストーリー」が放送された1991年はまだケータイのない時代。すれ違いのドラマツルギーがもどかしくも切なかったが、スマホとlineのある令和の「東京ラブストーリー」もナカナカだ。やはり、原作者柴門ふみが描いた「赤名リカ」のキャラクターそのものが時代を超えてバツグンに魅力的なんだろうと思う。

 そして、今回、ドラマの舞台は原作通り広告会社に戻った。広告業界のこれからとか広告会社の資産価値がどうなっていくのかなんてよくわからないけれど、あの頃も、そして今も、ヤンチャでトンがった素敵な女の先輩が何人もいた広告会社、彼女たちに憧れトキめくことができる広告会社ってやっぱりいいなあと思う。もう一度20代に戻ったらまた広告会社に入り直すかも、なんて思えてしまう、石橋静河演ずるところの2020年、「赤名リカ」である。