年が明けました。去年の末にも書いたのですが、今年はワタクシ、大殺界なのです。こういう年はとにかくおとなしくしているに限ります。欲張っちゃいけない。整理するのです。自分がほんとうにやりたいこと、やらなくてはならないことを見極めて、それだけに専心するのです。

 やらなくてはならないこと。はい、これはもう、よくわかっています。粛々とひとつずつ丁寧に課題解決に励みたいと思っています。で、やりたいこと。これが、いくつになってもたくさんあり過ぎて(というか、年を取るたびに増え続けて)困ってしまうのですが、そろそろこのあたりで、自分は何をしているときがいちばんシアワセか、自分のココロに正直に尋ねてみるべきなのかもしれません。

 で、その答えはと言うと、実は割とすんなりと出てくるわけで、……物心ついた頃から今までずっと、自分という人間は、文章を書いているときにいちばんシアワセを感じるのだと思います。

 たぶん、言葉が好きなのです。特に日本語で書くこの言葉が好きなのです。自分の意識の奥底に潜むもの、世界が一瞬見せるなにやら永遠めいたもの。それらを観察し、それらになんとか言葉で意味づけをし、カタチを作っていく作業が好きなのです。つまりは、言葉で表現することが好き、と言ってしまえば元も子もないのですが、靴を丁寧に磨くように、コトバのひとつひとつを磨いているとき、コトバとコトバのつながりをあーでもないこーでもないと考えているとき、それが至福のときなんです。そういうときの自分は、かなり几帳面なんだと思います。そして、かなり頑固なんだと思います。

 今年は、たぶん、そういう仕事を、とにかくコツコツとやっていきたいと思っています。大学での研究や授業内容はもちろんのこと、個人でお引き受けしている広告関連の仕事もみんな、もう一度、そこから、コトバを磨くことの原点から、丁寧に見つめ直していきたいと思っています。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

黒板

Dallmeyer 1inch f1.8 + E-PM1 + Color Efex Pro