今日は亡母の誕生日である。母親の名前は長子。とにかく長生きして欲しかったからと彼女の両親が付けた名前。戦時中のことだったし、彼女の母親自身も50代で亡くなっているので、自分の娘だけにはとにかく長生きして欲しいと願ってのことだったのだろう。83歳まで生きたというのは、まずまずというところか。今の平均寿命からするとやや足りなかったか。「長子」と名乗ったからにはせめてあと。。

 今日は亡母の誕生日である。生きていれば米寿である。3月3日の雛祭りに生まれた母親。またいつか、桜の芽吹く季節に再会できればと切に思う。

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