年が明けて、相変わらずその日暮らしの毎日だけれど、気がつくと今年3月で57歳。60歳の還暦まであと3年と少し。人生100年時代などとまことしやかに言われているが、まあ、自分には関係ないお話。親が死んだ年齢を考えればそのくらいのことはわかる。あとどれだけの時間の猶予があるのか。その間になにをつくれるのか。なにを残せるのか。一度きりの人生だけれど、なりたい自分がいくつもあって、だったら自分のアイデンティティを固定せず、多重に生きてやろうと思ったのが40歳になった時。あれから15年余。そのうちのいくつかは実現できたような気もするが、でもいちばん肝心の、どうしてもこれだけは果たしたい、自分の生きた証としたいと思っていたものは遅々として進まず、そうこうしている間に、それらの原形自体が茫洋とし始め、掬い取るのにもはや手遅れになるのではないかと気が気ではない。平成30年。さて、今年あたりがいよいよ正念場なのである。……などと一月も半ばを過ぎてから年始の抱負めいたものを書いているようでは、今年もまた先が思いやられるということか。。

年始