今年のJR SKYSKYキャンペーンは「わたしを新幹線でスキーに連れてって」。




 そうなのである。かの「わたスキ」をモチーフにしたコンテンツ企画というのか、パロディというのか。今年で30周年。そして、なんだかまたバブルの匂いがしている2017年の今だからこそと、キャンペーンの企画者は考えたのだろうか。

 1987年公開の「わたしをスキーに連れてって」。名セリフがいっぱいある。その中には「志賀と万座、直線距離だと2キロなのに、菅平まわると5時間」というフレーズもあったが、これ、ほんとうにリアリティのあるセリフだった。小布施経由で何度この道を通ったことか。

 今年の冬は久しぶりに志賀高原に行こうか。奥志賀高原もいいけれど、ここは定番の焼額。今年から車が四駆ではなくなったので、長野まで新幹線で行ってそこからバスで向かうのも悪くない。(完全にJRの戦略の思う壺であるw)バスの窓から眺める冬景色はそれはそれでまた格別なのだから。

 長野駅前のバス乗り場で志賀高原行に乗る。バスは高速を二区間だけ走ってから専用道路に入る。そのころから雪がちらつき始め、うねるようなカーブを十ぐらいクリアする頃には、道路が真っ白になってくる。トンネルを抜ける度、白い世界は着実に完成していく。最初は道路だけだったのが、次には山肌が真っ白になり、その次には道路脇の家々が全部、そしていつの間にか見渡す限りすべてのものが真っ白に覆い尽されていく。最後のトンネルを抜けた時、ふいに道路の真上をリフトが横切って動いているのに出くわす。乗っているバスはそのリフトの下をくぐって行く。「さあ、ここが志賀高原の入口だ」

 いつものファットスキーもいいけれど、この冬は数年ぶりにノルディカのスピットファイヤーに乗ってみようと、エッジの錆を落とす週末。

ノルディカ