突然ですが、「スーパードットなひとになる。」というタイトルの本を上梓することにしました。(発売は3月24日予定)電子出版および紙媒体はPOD(プリントオンデマンド)にて。

super dot pink


 スーパードットなひと。卓越した専門性を持ちつつ、専門以外の分野においても貪欲に自分自身のコンセプトと表現を探し出すマルチプレーヤー。そして、 あらゆるリベラルアーツに対して自分なりの美意識を持っているひと。そうしたスーパードットなひとたちが互いにダイレクトにつながりあって、世界中に張り巡らされていくクリエイティブのネットワーク。それこそがこれからの時代をつき動かしていく原動力になる。もう、組織の時代じゃないような気がします。組織の論理ではイノベーションは起こらない。デジタルファブリケーションが進化した現代だからこそ、もう一度「個」の時代がやって来るのではないでしょうか。
(本文より)


 ま、自分で言うのもなんですが、全編通じて、組織論とか既存の枠組みとかにあまのじゃくな著者がいかにも言いそうな文言がたくさん並んでいる本でありますがw これらは、ここ数年、私がさまざまなテクノロジストやアーティストの方々とのお付き合いを通じて感じてきたこと、彼らからいただいた言葉のいくつかから示唆を受けたことを今の自分なりにまとめてみたものです。

 特に、これからさまざまな「表現」に携わっていく若い人たちに読んでもらえたらと思います。いや、年齢は関係ないですね。思考し表現することに貪欲であり続けたいひとはすべて、心の片隅にいつもスーパードットな輝きを持ち続けていてほしいです。もちろんそろそろりっぱなシニア世代である自分への自戒も含めて。

 30ページ程度の本なので一気に読めます。ご興味のある方はどうぞ。ただいま絶賛予約受付中、だそうです!