人生で最も重要なことは、人生の前半がどこで終わるかを見きわめることです。(中略)人生は数字ではありません。人生は割り切れるものではないんです。私の云う前半後半は、時間と無縁のもので、代わりに潮時というものがあるんです。人生には大きな潮時が二度訪れる。一度目が前半の終わり、そして、二度目が後半の終わりです。

吉田篤弘著 「電球交換士の憂鬱」より


電球交換士の憂鬱