コトバを生業にする職業柄からか、ただその響きやスペルの面白さだけで、意味も無く(?)コトバそのものを好きになってしまうケースがけっこうある。

 例えば、バラライカ。これ、ロシアの民族楽器の名前なのである。古風な弦楽器。



 スペルはbalalajka。ちなみにロシア語ではбалалайкаと書くらしい。でも、初めてこのコトバを聞いた時にすんなりと、薔薇ライカ、と刷り込まれてしまった。好きなものふたつが重なっている。薔薇とライカ。ライカはカメラのライカw。まあ、思い込むのは勝手なのであるが、薔薇とバラライカ、決して無関係というわけでもない。神戸に古くからあるロシア料理の専門店がある。その店名がバラライカ。で、ここで売っているジャムがローズジャムなのである。薔薇のジャム。ロシアンティーに入れるととてもおいしい。

 そんなこんなでバラライカ、けっこう気に入っているコトバのひとつなのである。

 検索したらこんなのもあった。



 ふたりだけのバラライカ、というのもなかなかいいフレーズではある。