naotoiwa's essays and photos

2020年08月



 梅雨がようやく明けたというのに、深刻な感染拡大が全国で続いている。例年とは全く違う夏である。さて、大学の方は前期のオンライン授業もようやく終了、これからの一ヶ月は研究論文の執筆に時間を割く予定。私はアカデミズム出身ではないので、その分逆に、なんとか毎年一本きちんと論文を書きたいと悪戦苦闘をしているここ四年間であるが、やはり自分の論文の書き方はアカデミズム出身の方々とは違うようである。極力論文においては「語らない」ようにしているつもりなのだが。……

 論理構成においても、精緻に事実を積み上げてのその結果、というよりはどこかで「事実を創り上げ」てしまう傾向にあるようだ。まあ、前職で(というか今も実践で)やってきていることはまさにそういうことだし、その結果、出口設計先にありきのクセはなかなか抜けるものではない。そして、常に自分が書いたものが誰の心に響くのかを考えてしまう。自分の論文を読んでくれる人が「読んで楽しかった!」とまではいかなくても(気軽な「読み物」じゃあるまいし)、「筋書きを追っていくのにワクワクしたよ」と思ってくれるものを書きたい。それがエッセイであれ、小説であれ、そして論文であれ、やはり相手あってのTEXTなのだから、と思うのだけれど。

外干し

Summitar 50mm f2 + fp


 ようやく梅雨明け。


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